【あなたの何故を解決】犬が飼い主を怖がる3つの理由!
「普通に生活をしていたある日、突然飼い主が飼い犬に怯えられることがあります。
飼い主には理由がわからないという状況が大半ですが、一体どういう理由でそうなってしまうのでしょうか?
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飼い主が飼い犬に怯えられる時の特徴
他人ではなく、本来は信用すべき人物に対して飼い犬が怯える場合には、いくつかの理由があります。
★飼い主の精神・体調面での変化
★犬の体調に何か問題が起きた
が主に挙げられる理由ですが、いずれの場合も“飼い主が飼い犬のことを理解していない”という特徴があります。
何か怖い目にあったから怯える
これに関しては、特に“飼い主が飼い犬のことを理解していない”という言葉が適切なのですが、例えば前日に何かいつもと違うことは起きていませんか?
それは犬がソファーやベッド、階段から落ちて体を強打してしまったり、飼い主が犬に対して暴力をふるったり、近所で火事や地震が起きたり…
それらの理由であれば、いくら動物病院で診察をしてもらっても、ドッグトレーナーや訓練士に相談しても、誰も判りえない問題です。
何かなかったか、もう一度考えてみましょう。
飼い犬が飼い主に対して怯えるということは、飼い主の事を信用できない証拠なのです。
飼い主の精神・体調面の変化
先程の原因も特に思い当たらないようであれば、今度はあなたに対して何か起きませんでしたか?
例えば、とんでもなく落ち込む事実があったとか、高熱が出たとか、女性であれば妊娠したとか‥
犬は、相手の体調変化に敏感な生き物です。
何故、敏感なのかはおわかりになりますか?
犬は群れで生活をしている動物ですので、怪我や病気の犬が群れの中で出てしまった場合は、自分たちが危険に晒されてしまうからです。
怪我の場合は敵から襲われた時に足手まといが増えてしまいますし、病気の場合は感染症であれば自分も危険に晒されてしまいます。
野生で、群を成して生きている生き物にとって、これらは非常に重要なことになってくるのです。
野生の場合、その時は“足手まとい”を置いていかなければなりませんが、群社会の習性があると言えど、生まれてからずっと飼い犬だった生き物はそこまですることが出来ません。
よく、「飼い主が心配だから震えているんだよ」なんて、この状況を人間都合の解釈で物を言う人が居ますが、決してそんなことはありません。
厳しい言い方になってしまいますが、野生の本能があってこそ、“足手まとい”をどうすればいいのかわからないのです。
犬の体調に問題が起きている
先程挙げた2つの状態にも当てはまらない場合は、もしかすると犬の体調に問題があるのかもしれません。
体を優しく撫でたり、様子を見てみたりして、何処か痛そうにしていないか確認してください。
これも野生の本能が働いてしまうのですが、自分が怪我をしてしまった場合は“見捨てられてしまう”という不安が芽生えてしまうからです。
例えば片足を怪我しただけでも、野生の場合は切り捨てられてしまうことが多いのです。
「自分が怪我をしてしまった。どうしよう。捨てられてしまう!」
という心配が犬に働いてしまっているかもしれません。
怪我ではなく、病気の場合も同じ心理が働くこともあります。
いずれの場合も、「飼い主が守ってくれるから安心」という状態ではないということがうかがえますので、そういう時は“人語”ではなく、態度で犬を安心させてあげましょう。
そのためにも、まずは動物病院へと連れて行ってください。
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